FLEAZ Que+NはNFCのR/Wに対応していますが主に業務用途目的であり、Felicaのおサイフケータイ機能などには対応していません。
IP-1とIP-2に対応
NFC IP-1(NFC Interface Protocol-1)とNFC IP-2は変調方式、符号化などの物理層、電波が衝突した際の制御方法などのデータリンク層は共通で、NFC IP-1ではMIFARE(ISO/IEC 14443 Type A準拠)とFeliCaに対応した通信仕様と、端末間通信プロトコルが定義されています。さらに、NFC IP-2では、NFC IP-1に加えてISO/IEC 14443 Type BとISO/IEC 15693の通信仕様に対応しています。
IP-1(NFC Interface Protocol-1)
通信仕様: MIFARE(ISO/IEC 14443 Type A準拠)とFeliCa
IP-2(NFC Interface Protocol-2)
通信仕様: ISO/IEC 14443 Type BとISO/IEC 15693
NFC技術仕様 TYPEA/B/F/Vに対応
一部のカード(MIFAREでNDEF非対応など)を除いてTYPEA/B/F/Vのカードに対応しています。これはGoogle社のNEXUS 5Xと同等レベルです。
TYPE A/MIFARE (ISO/IEC 14443 Type A)
taspoカードのほか、欧州では交通系カードなどで広く普及
TYPE B/ISO/IEC 14443 Type B
住民基本台帳カード、免許証など
TYPE F/JIS 6319-4
Suica、Edy、WAON、nanaco、おサイフケータイなど、国内では交通系カードや電子マネーとして広く普及
TYPE V/ISO/IEC 15693
物流、小売などのICタグ・ICラベル
NFCアンテナの感度
Que+NのNFCアンテナの位置は背面バッテリーカバーに「N」と表記されている箇所になります。体温計などのNFCを搭載したデバイスからデータを読み取ることができますが、アンテナの位置に合わせていただくと、本来の読み取り性能が十分に発揮されます。
NFC搭載体温計