相手先の電話番号の前に、指定の番号を付加することを「プレフィックス番号サービス」と言い、MVNO各社から割安やかけ放題というサービスが提供されています。専用の電話アプリが提供されますが、これがやっていることは先頭に6桁の番号を付加しているものです。携帯電話では同一キャリア間は無料などのサービスがありますが、この場合はプレフィックス番号を付けると逆に割高になってしまうので注意が必要です。
OCNでんわのプレフィックス番号サービス
この種のサービスを使うには各社のサービス加入が必要で、その利用には提供される専用のダイヤラーアプリを使うか、自分で電話帳の登録時に対象の相手先の番号にプレフィックス番号を付加するといった方法にあります。
Android 7の新機能
こうしたニーズを取り入れたのかAndroid7は、プレフィックス番号を付加する機能が追加されていますのでご紹介します。現時点ではiOSには同様の機能はありません。プレフィックス番号サービスの利用には契約が必要なので、ここでは誰でも使える発信者番号を相手に伝えない『非通知設定』の「184」を例にしています。実際は各サービスでて指定される6桁の番号を使ってください。OCN電話の場合は「0035-44」です。
設定手順
電話アプリを起動します。
右上の「3点ドット」をタップし、メニューから設定を選択します。
「設定」を選択します。
「通話」を選択します。
IPプレフィックス番号を選択します。
「IPプレフィックス番号を入力する」を選択します。
プレフィックス番号を入力します。
入力の完了を確認します。番号は一つだけ設定できます。
プレフィックス番号を利用して電話を掛ける
電話番号を入力した後に、3点ドットをタップしてメニューを表示させます。
IPダイヤルをタップするとコールします。
履歴からは、電話番号をタップするとメニューが出ますので、ここから
IPダイヤルをタップします。
プレフィックス付きでコール中
まとめてクラウドPBX
まとめてクラウドPBXは弊社のIPビジネスフォンサービスですが、プレフィックス番号サービスを使った割安通話と公私分計ができる機能が標準搭載されています。このAndroid7のプレフィックス機能を使うと便利です。